- じょうだん
- I
じょうだん【上段】(1)いくつかの段に分かれているものの, 上のほうの段。⇔ 下段(2)床を他の部屋より一段高くした部屋。 また, 部屋の一部を他より高くした場所。 床の間・違い棚・付け書院が設けられ, 高貴な人の座所とされた。 上段の間。→ 書院造り(3)かみざ。 上席。
「客を~にすえる」
(4)剣道などで, 剣などを頭上にかざす構え方。⇔ 下段「~に構える」IIじょうだん【冗談】(1)ふざけて言う言葉。 たわむれに言う話。「~を言う」「~を真(マ)に受ける」
(2)ふざけてすること。 たわむれ。 いたずら。「~にも程がある」「~な女どもだ。 みんな着物をかぶつてくるは/滑稽本・膝栗毛 6」
~から駒(コマ)が出る〔「瓢箪(ヒヨウタン)から駒が出る」のもじり〕たわむれに言ったことが本当になる。~じゃないたとえ冗談でも, そんなことを言ってはならない。 とんでもないことだ。IIIじょうだん【常談】普通の話。 平凡な話。「昨日の奇説は今日の~なり/文明論之概略(諭吉)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.